2012年5月18日金曜日

58歳にて、ひと、歩く-てくてく通勤日誌2

2012年5月17日。朝、京都北山駅から山を越えて地球研まで。3.4キロ、約40分。昨日のてくてく通勤の終了間際、地球研の高野さんに出会った。自転車通勤の高野さんはいろいろな道を知っている。円通寺道はいいですよ、少しだけ山に入るとシカに会いますよ。助言に従って、岩倉への古道のような細い山道を通って行く。集落を離れて山道を歩き始めると、ごそごそと音が聞こえる。小さなシカだ。ちょうど58歳の誕生日、なにかいいことがある予感がする。

帰りは、地球研から国際会館までバスで行き、そこから山を越えて松ケ崎駅まで。宝ヶ池をぐるっと取り巻いた道は絶景だった。京都に来て思ったのは、まちと自然の近さだった。鴨川がまちの中を流れているのはとても贅沢なことだ。そして、この宝ヶ池も京都というまちの緑の至宝だ。本の30分だけ寄り道をして通勤するだけで、身体の中に元気がみなぎってくる。一年、ゆたかに暮らせそうだ。

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